7つの習慣認定ファシリテーター養成講座、
7期第5クールは、認定ファシリテーター試験という
大きな山を越えた受講生達が
「7つの習慣と私」というタイトルで
一人ひとりスピーチをするというプログラムで構成されています。
このスピーチは、養成講座の中で
受講生達が7つの習慣を実践し経験したこと
を話す場です。
上手く行ったことばかりではありません。
上手くいかなかったことや、実践したからこそ、
自分の持つ痛みと向き合わざる得なかった体験もありました。
どんな状況にあっても果敢にチャレンジを続けている
受講生の発表は、私たちに多くの
勇気を与えてくれます。
そんな受講生達一人ひとりの
変化の物語をご紹介します。
「社員の成長をわたしが止めていたことに気づきました」トップダウンの経営をしてきたKさん
私は会社経営をしています。
どちらかというとトップダウンスタイルで、
新しい事業を決めると、自分が率先して
実行していました。
過去には社員一人ひとりが考えて行動できるような、
ボトムアップの経営を目指したことがありましたが、
何度挑戦しても上手くいきませんでした。
そのような中で、最近、
新規事業を立ち上げる機会がありました。
その時もいつものように、
自分がリーダーとして実行しようと思ったのですが、
養成講座で7つの習慣を学んでいたので、
周りに任せてみることにしました。
自分がやらずに任せることに、
不安はありました。
コロナ禍の中で、失敗はできません。
でも勇気をだして任せてみたところ、
みんな、思った以上に力を発揮してくれました。
自分がやるよりもはるかに良い結果になったし、
なによりも社員みんなが成長してくれたんです。
そして気が付いたんです。
今まで、自分の考え方が変わらなかったから
ボトムアップの経営ができなかったんだって。
私が口を出せば出すほど
みんなの成長がとまっていたんです。
みんなの限界を私が作っていたのです。
そこからはみんなの成長に貢献する、
そういう立ち位置に自分のポジションを変えています。
今は毎週、社員と面談をしています。
みんなのチャレンジを聴いて
振り返りの時にも話を聴くんです。
どんどん自発的に行動してくれるように
なっています。
家族との関係も同様です。
今まで仕事仕事で家庭を顧みてこなかった。
誰よりも大切なのに、後回しにしていたんです。
そこで家族との時間をスケジューリングするようにしました。
ちゃんと時間を取って向き合うようになりました。
そうしたら、最近、妻が思いやりの言葉をかけて
くれるようになったんです。
これもとてもうれしいことでした。
アカデミー協会のプログラムを学んで
一番大事だと感じているのは
『自分が人にどんな影響を与えられるか? 』
ということです。
良い影響を与えられれば、
人って勝手に成長するんです。
そんな体験をした今、
私は自分にもとても期待をしています。
そんな自分の変化を叶えてくれた
7つの習慣とアカデミー協会のプログラムに心から感謝しています。