ドラッカー学会総会2019@明治大学
追悼・上田惇生先生企画に参加
わたしは、2009年より、
ドラッカー学会の会員として、
毎年、参加させていただいています。
『【教育者】としてのドラッカーと上田惇生』
というテーマが、今年は開催されました。
コヴィー博士のアイデンティティーは、
「教育者」でした。
リーダーシップ教育の教育者です。
ドラッカー先生も、上田惇生先生も、
「教育者」としての要素を持たれたいたことが、わかりました。
関係者の皆様、そして、ドラッカー先生と、上田惇生先生、ありがとうございました。
学び続け、実践し続け、伝え続けていきます。
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以下、個人的メモです
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▼教育者としてのドラッカー、上田惇生
二人の共通項は、彼らのまわりの若者を引き上げた点。育っていった。
世間では、萎えさせたり、めげさせてしまう言葉もたくさんあるが、
二人の共通項は、「鼓舞させる言葉」だけだった。
▼『非営利組織の経営』の最終章は、人に関するテーマ。
マネジメントというと、システム、仕組み、制度などと考えがちだが、
『組織は人を幸せにする道具』であって、
主従関係を間違えてはいけない。
▼基本と原則は補助線。
「ねばならない」に囚われてはいけない。
▼ある人がドラッカーに質問した。
マネジメントの真髄を、一言で言うと何か?
『マネジメントの真髄。それは、幸せの創造だ』
▼ドラッカーは、日本を愛していたが、晩年は、日本に危機感、警鐘をならしていた。
『欧米がモデルではない。
日本の精神文化を忘れていってしまっている。」
「あの、明治維新、あの戦後の復興のように勇気を持って立ち上がってほしい。」
「日本の精神文化に根付いたオリジナルを作っていけ。」
と晩年に語っていた。