【実践者インタビュー:大谷 理恵さん編】 7つの習慣のおかげで、終わりを思い描いて、後悔のないように生きることの大切さを知りました(前編)

2021年10月、認定ファシリテーターの大谷 理恵さんにインタビューしました

 

いつ人生の終わりを迎えるかは、誰にもわからない。

その死の間際に後悔なく生きることができたかどうか?

この問いを多くの人が突きつけらます。

その時に

「もっとやりたいことをやればよかった」

「大切な人に気持ちを伝えればよかった」

「幸せを諦めなければよかった」

こんな後悔が生まれてしまう事もあります。

 

 

しかしどんな死の間際であっても満たされた終わりを

迎えるためにできることはある、と理恵さんは言います。

 

大谷 理恵さん、7つの習慣養成講座第4期の卒業生であり、

現在は出版社で働きながら、7つの習慣の実践会を

自分の大切な人達に向けて開催しています。

 

 

彼女は7つの習慣実践会の参加者の実践報告を聴くことで、

日々、終わりを思い描いて後悔のないように生きることの大切さを

知ることが出来たと言います。

 

 

そんな理恵さんに7つの習慣との出会いや、

養成講座、7つの習慣実践会についてお伺いしました。

 

 

自分がどんな思い込みを持って行動しているか、気が付くことができました。

 

私自身の7つの習慣や7つの習慣養成講座との出会いは

偶然というかご縁というか…

とにかく最初のきっかけは自分の意思ではなかったんです。

 

7つの習慣の養成講座に通われている方は人生を変えたいと強く

思って参加される方が多いので、その中では珍しいのかもしれません。

 

 

実は、最初は夫がこの養成講座を受講する予定だったんです。

けれども、養成講座が始まる前に、大きなけがをして、

しばらく入院することになってしまいました。

 

病院のラウンジで入院中の夫と話をしている時に

夫が「7つの習慣の養成講座、理恵ちゃんにもすごくいいと思うから、受けてみたら?」って

言ってくれたんです。

 

 

それまで、私は7つの習慣をマンガでしか読んだことがなくて、

そこまで詳しく知らなかったんですよね。

なので「え?私が養成講座なんて受けて大丈夫なの?

こんなに分厚い本読めるの?」と正直不安でした。

でも、「理恵ちゃんにすごくいいと思う」と力強く言う夫の言葉を信じて

受講してみることにしたんです。

 

 

本当に偶然というかご縁というか、こういった経緯で

養成講座に参加したんですが、

「大丈夫かな?」と思っていた私の不安が吹き飛ぶほど、

養成講座は良い場でした。

 

特に良かったのは、実践報告です。

7つの習慣の養成講座の中で“7つの習慣を実践するための目標”

を立てるのですが、それを仲間の前で宣言して、次回の講座でその実践を報告するんです。

これがとても良かった。

丁度仕事をしていない時期だったので、子育てや夫婦関係の中で

7つの習慣を実践していきました。

毎日の生活の中で実践することで、

自分がどんな思い込みを持って行動しているか、

気が付くことができました。

 

また実践している途中、上手くいかなくて、

相手を攻めてしまうこともありました。

でも、養成講座の中の実践報告でその話をすると、

仲間達が温かいフィードバックをしてくれて

そこからまた、たくさんの気づきが生まれました。

 

いい事も悪いことも、どんなことも学びになるんだなって思えるようになったんです。

 

それを繰り返していると、今度は自分が変化していることに気が付きました。

前は上手くいかなかったことが上手くいったり、

イライラしていたことが、落ち着いて受け止められるようになったり、

こうした変化を実感すると、楽しくなってさらに実践できるんですよね。

 

 

実践すればするほど自分が変っていくし、

自分で自分の人生を選択できているという

実感も湧いてきて、どんどん心が自由になっていく気がしました。

 

もちろん、今も自分の中では課題もあります。

でも、養成講座で変化できた体験があるので

これからも変っていけると思います。

 

養成講座を受けて、暫くした頃、私は思わず夫にこう言いました。

「これはわたしに必要な資格でした。

“受けてみたら?”って言ってくれて本当にありがとう」って。

そう、思わず口に出ちゃうくらいに養成講座の体験は素晴らしいものでした。

 

身近な人、家族や大切な友達に7つの習慣を届けたい

 

 

偶然始まった7つの習慣養成講座でしたが、

養成講座が終わる頃には自分が主催する7つの習慣の実践会を開いて、

7つの習慣を伝えていきたいと思うようになりました。

 

私は最初、7つの習慣を「世界中の人に届けられたら」と思っていたんです。

でも養成講座中のワークをしていたら「不特定多数の人に届ける」のではなくて

「もっと身近な人、家族や大切な友達に届けたい」っていう気持ちが

自分の中に強くあることに気が付きました。

“誰か知らない人ではなく、まずは私の身近な人に届けたい。”

“人生とか夫婦関係とか子育てに悩んでいる大切な人達の最初の一歩に繋がってほしい”

こんな風に思うようになったんです。

 

知人・友人向けの私の7つの習慣の実践会の募集に申し込んでくれた人に

山田さん(仮名)がいます。

山田さんは毎回実践会に参加してくれているのですが、

この方の実践する力が本当にすごいんですよね。

 

 

ついこの間も山田さんはこんなシェアをしてくれました、

山田さんの職場内で、人材育成に悩んでいる後輩がいたそうなんですが、

その解決に役立つと思って、山田さんは後輩に7つの習慣の話をしたそうです。

その後輩が7つの習慣に興味を持ってくれたのを見て

山田さんは、その日の仕事の休憩時間中に、家に一度帰って7つの習慣の本を持ってきて、

「〇ページから〇ページまで読むといいよ。読んだら感想も来週教えてね」って伝えたそうです。

 

休憩時間中に家にかえって本を持ってくるんですよ?

しかも、来週までに感想も教えてねって、実践も促している。

すごいですよね。

 

こうやって、実践会に参加されている方が、

7つの習慣を生活の中で活かしてくれていることがとてもうれしいんです。

 

そんな山田さんですが、私の7つの習慣実践会の実践報告の中で

忘れることができない素晴らしい実践報告をしてくれたんです…。

 

 

 

7つの習慣や7つの習慣養成講座への入口は偶然だったという理恵さん。

しかし養成講座を受講し、7つの習慣を実践してみたら

自分がどんどん変化し、「これは自分の人生に必要だった」とまで

言える体験になっていました。

 

そんな理恵さんが主催する実践会に参加されている山田さん。

山田さんの体験に理恵さんは心を動かされたそうです。

後編では理恵さんが特に印象的だったという山田さんのエピソードをお伝えします。

 

後編もお楽しみに。

 

前編終わり 後編に続く。

 

(インタビュアー・文章:藤田 朋伽)

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