※2020年10月に行われた一般社団法人7つの習慣アカデミー協会代表理事の斎東 亮完さんと栗山 祐一さんの対談を書き起こし、編集しています
Part.01【5周年対談・会社員編】「7つの習慣」を指針として、新型コロナにどう向き合っているか?はこちらからご確認ください。
Part.02【5周年対談・会社員編】「7つの習慣」を指針として、新型コロナにどう向き合っているか?はこちらからご確認ください。
Part.03【5周年対談・会社員編】「7つの習慣」を指針として、新型コロナにどう向き合っているか?はこちらからご確認ください。
7つの習慣を実践していなければ、不安と外部環境にコントロールされてたんじゃないかなって思いますね。
斎東:まさに7つの習慣の実践を通じて
鍛錬・修練を重ねて、今があるということですね。
これは仮説になりますが、約5年前のご自身ですね、
7つの習慣は知っていて、読んだことある、でも実践を重ねてない約5年前のご自身です。
その時のご自身がもし今の環境に身を置いていたら
どんな風に感じていたかと思われますか?
栗山:不安でしようがなかったと思います。どうしていいのか分からないので、
多分いろんなことに手を出してたと思うし、
いろんな情報に振り回されていたと思います。
とにかく不安と外部環境にコントロールされてたんじゃないかなって思いますね。
斎東:それ一つの特徴的なパターンですよね。
不安だからいろんなものに手を出して、
そして自分の思ってたようにならない場合には、
その相手や対象を誹謗中傷して、
また次を探して…、アウトサイドインという、自分が変化するのではなく、
相手に変化を求めてしまう状態ですね。
約5年で修練を重ねて、今違う状態にいらっしゃるということですけども、
この約5年にどういう違いが生まれたか?
もちろん一つが毎月コツコツ実践を続けた結果だと
思いますが、7つの習慣のコンテンツの中でいうと、
どのコンテンツが役に立ちましたか?
同じ新型コロナの影響を受けたとしても、
今と昔では天と地の差の反応の違いがありますよね。
この違いをもたらしたのは、例えばコンテンツの中で
トップ3を上げるとしたらどんなものが入ってくるんでしょうか?
栗山:一つだったら何を選ぶかを考えていたんですけども、ナンバーワンは
「インサイドアウトのアプローチ」ですね。
全ての変化は自分自身から始まるっていう考え方なんですけども、
じゃあ自分の何を変えればいいのかっていうと、
自分の物の見方、考え方(パラダイム)なんですよね。
まず自分のパラダイムを見つめる必要があると思います。
自分がどういうものの考え方をしてるのか?を知る。
例えば私であれば、自分は楽をしてその先にあるものを欲しがる
という物の見方をしてたところがあるので、
その自分自身のパラダイムを見つけたら、
今度はそれを動かしていく、パラダイムシフトが必要になります。
そのパラダイムシフトをするためには、
第一の習慣「主体的である」っていうのがあるんですけれども、
自分で率先力を働かせて自分の時間とエネルギーをかけて
パラダイムシフトするために使っていきます。
つまりTOP3といわれたらこの三つなんですよね。
「インサイドアウト」「パラダイムシフト」「主体的である」
ほんと基礎の部分なんですけども、これを土台にしてその他の習慣を実践していくので、
私であればこれが一番重視してるとこですね。
斎東:渋い答えをありがとうございます。
TOP 3は、実践会の第1回目第2回目第3回目っていうことですね。
このTOP 3は基礎原則と呼ばれる部分つまり、
7つの習慣が始まる前の全ての土台っていうところですよね?
恐らく一般の方ですと、序章という感じで読み飛ばしてしまう人も
いるかもしれませんが、でもこの基本基礎こそが本当に重要で、
それがあるからその後の2、3、4、5、6、7の習慣の扉が開かれる
と言うことをコヴィー博士もね、仰っていました。
気づきがあったときに、『世界が変わる』っていう感覚が得られた
ここまでですね、主に養成講座について振り返ってきましたが、
最後にこれから七つの習慣に取り組まれる方や
本は持っているけどなんとなく読んでる人、
養成講座に参加されている方でまだ自分自身の望む成果・結果を出れていな方、
受講を迷われてる方などにエールがあったら教えていただけますでしょうか?
例えばまだ成果を出す前の自分に対するメッセージということでも構わないんですが?
いかがでしょうか?
栗山:本当にいろんな方が7つの習慣を学ばれたり、
向き合ったりしていると思うんですけども、
私も学び続けていて、いつも思うのは、
やっぱり物の見方・考え方(パラダイム)が大事だなということ
なんですよね。
7つの習慣には成長の連続体といって、三つの成長段階があります。
依存状態、自立状態、そして最後が相互依存状態
この相互依存とは「自分の成功」だけでなく「私たちの成功」を見ていく。
相手と何かを成し遂げていく、結果を出していくという段階です。
この、相互依存の『私たち』という目線で物を見て考えていく。
これは頭で理解するのと、実践をやってくのとではまるで違いました。
本当に「私たち」に見える瞬間というか、パラダイムが変わる瞬間があって、
その気づきがあったときに、『世界が変わる』っていう感覚が得られたんです。
その時に、私は本当に7つの習慣や養成講座、
実践会をやっていてよかったなと思いました。
そういう仲間がたくさん増えることで、
日本がすごい盛り上がってくんじゃないかなと思います。
過去の自分へのメッセージとしては「一緒にパラダイムを追求しようよ」ですね。
斎東:ありがとうございます。
こうやって直接お話を伺えてうれしく思います。
これからまだまだコロナも油断できない。
もしかしたらこの冬にまた更なることが起こるかもしれません。
今までにはなかったような状況が起きた時に、今日の話にもあったように、
外の情報・外の環境に惑わされるのではなくて、
インサイドアウト、自分が望む流れを自分が生み出すことで、
外の環境からも本当に自由になれる、
そして流れを変える起点にもなれると思います。
我々もコツコツと身近なところからは実践していって、
それが誰かの何かの助けにもなればという風に思ってます。
今日はありがとうございました。また引き続きよろしくお願いいたします。
Fin.