歯科医院経営者向け「7つの習慣FBCマネジメント&コンサル」修了

歯科医院経営者の先生方を対象に提供してきた「7つの習慣® FBCプログラム+マネジメント・コンサルティング」が、約7か月間・全13回の実践プロセスを経て、このたび修了しました。

本プログラムは、一般社団法人7つの習慣アカデミー協会が体系化してきた原則中心リーダーシップを、医療経営の現場で“使える形”に落とし込むことを目的としたものです。

今回、プログラムの設計・進行・ファシリテーションを一貫して担ったのは、当協会の実践会ファシリテーターであり、FBCコンサルタントとして現場支援を行っている 宇佐美裕子氏です。

ファシリテーターが、理論理解だけでなく、実践と伴走を通じてプログラムを運営することは、協会の大きな特徴の一つです。

自立の限界を越え、相互依存のステージへ

参加された歯科医院経営者の先生方の中には、「これまで自分なりに努力してきたが、思うような結果につながらない」という課題意識を持って臨まれた方も少なくありませんでした。

それは、個人としての自立をやり切ったからこそ直面する壁であり、組織として成果を生み出す 相互依存のステージ へ進むための重要な転換点でもあります。

本プログラムでは、『7つの習慣』の原則を軸に、

  • 院長としての在り方
  • スタッフとの関係性
  • チームとしての意思決定と実行

を、日常業務と結びつけながら見直していきました。

7か月間の実践を通じて見られた主な変化

プログラム修了時には、以下のような変化が報告されています。

  • スタッフ一人ひとりの主体性が高まり、自発的な行動が増加
  • 職場の人間関係が改善し、信頼を基盤とした対話が定着
  • 家庭においても、子どもが主体的に考え行動するようになった
  • 夫婦間のコミュニケーションが深まり、相互理解が進んだ

これらの変化は、相手を変えようとするアプローチではなく、自分自身の関わり方を見直す 「インサイド・アウト」 の実践によって生まれたものです。

特に、「共感による傾聴」を日常的に実践したことが、職場だけでなく家庭にも良い影響をもたらした点は、原則が人生全体に作用することを示す結果と言えるでしょう。

協会としての支援体制と、次のステージへ

本プログラムは、協会理事・原田祥衣、事務局・大江の運営支援、ご縁をつないでくださった黒飛一志先生、そして代表理事・斎東亮完の監修のもと、実施されました。

また、参加者の皆さまからの要望を受け、継続プログラムの実施も決定しています。多くの先生方が、さらに実践を深める次のステージへと進まれます。

『7つの習慣』は、知識として学ぶだけでなく、現場で使い続けることで初めて価値を発揮します。

一般社団法人7つの習慣アカデミー協会では、今後もファシリテーターとともに、原則を実装する支援を続けてまいります。

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