Part.02【5周年対談・コンサル・起業編】7つの習慣を生きるとは、ゆるぎない核を自分の中に作ることそのものでした。

※2020年10月に行われた一般社団法人7つの習慣アカデミー協会代表理事の斎東 亮完さんと人事コンサルタントとして活躍されている笹谷浩二さんの対談を書き起こし、編集しています

 

Part.01【5周年対談・コンサル・起業編】7つの習慣を生きるとは、ゆるぎない核を自分の中に作ることそのものでした。

はこちらからご確認ください。

 

『4000人のリストラに携わって見えた、危機的状況でも感謝され管理職の特徴とは?』

 

斎東:以前、笹谷さんから伺ったお話しの中で、

色々な事情で社員をリストラしなければならない会社さんがあって

リストラを伝える時に、ある管理職の方は、

大きなトラブル・摩擦になってしまい、

一方で別の管理職の方は、同じ状況で同じタイミングでリストラを告げているのに、

信頼関係の中で部下が「まあ、あなたがこう仰るならば…」と言ってくれて、

さらにその方が会社を離れてからも良い人間関係が続いていたということが

あったそうですね。

 

この天と地程の差が開いた出来事について、これをつき詰めていくと、

人格・人間性・リーダーシップに行き着いたという話を

聞かせて頂きましたが、その点を、少しお聞かせくださいますか ?

 

 

笹谷:そうですね、今亮完さんにお話しして頂いたことが

私が7つの習慣をしっかり学びたいという風に思ったきっかけでもありますし、

正に今コロナの状況で、起こっている事にも繋がってくること

なんじゃないかな?とも思います。

 

私の原体験を詳しくお話しますと、コンサルタントになる前、会社勤めの時代にですね。

累計で数えたことがあるんですけども、約4000件ぐらいですね、人事として

リストラに携わったことがあります。

 

そういった中で、本当に非常に究極の状況ですね。

会社の中ではそういった状況というのが一番の苦しくもあり、

私を含めて、心を痛めるような状況ではあるんですけれども、

辞めて行かれる方にも感謝をされるという方もいらっしゃれば、

まったく本当に同じ状況にも関わらず、周りの人を巻き込んで、

大事になってしまうような方もいらっしゃって、

この差は一体何なんだろうな?と思っていました。

 

なんとなく人間性だということは分かるんですけれども、

じゃあその人間性というのは一体どういう風に培われるのか?

どういう差がこの結果に出てくるのか?と思いました。

 

この違いは何なんだ?この違いはどこから発生して、

どういうことをすれば、こういう本当に修羅場の状況の中でも人から感謝され、

皆が信頼感を失わず、そしてまた卒業された方と人間関係がしっかりと繋がっていくと言う、

そういった方はどういう風に生まれてくるのか?

どういう風に排出していけばいいのか?これが私自身、そして

人事としての一つの命題でした。その答えをずっと探していました。

 

 

なんとなくは、分かるんですけど、

はっきりと体系的にシンプルに伝えていかないと、

それを他の人にまた伝えることも難しいですよね?

 

ほんと特殊な人だけの話だったとしたら、それはまぁ広げようがない。

 

色々な研修や本を当たって最後に辿り着いたのが

7つの習慣でした。

もちろんそれ以降も色々な学びをしていますが、

今も7つの習慣を超えるものは、まだ発見していません。

 

 

『松下幸之助翁の考えと7つの習慣の共通項とは?』

 

 斎東:専門家として、色々な本や研修を比較検討された中で、

笹谷さんは7つの習慣を見つけられたということですね。

 

以前、松下幸之助さんの20年以上側近中の側近として

毎日朝から晩まで一緒にいらっしゃった江口克彦先生に

松下幸之助さんの色々なお話を伺いました。

 

その中で聞けば聞くほど、松下幸之助さんの行動と、

7つの習慣との間にたくさんの共通点があって、

コヴィー博士は松下幸之助さんを研究をされたのかな?と思ったくらいでした。

 

時代の順番的には松下幸之助さんは

「7つの習慣」は読まれてないと思うんですが、

そういった時代の前後っていうのを考えずに、

私が「7つの習慣実践者、体験者を一人挙げてください」

って言われたら松下幸之助さんを挙げてしまいますね。

 

松下幸之助さんの言う「素直な心」は、

7つの習慣で言うところの「自覚」そして「意思・想像・良心」に繋がりますし、

7つの習慣全ての目的は「シナジーの創造」ですが、

松下幸之助さんで言うところの「衆知を集めた全員経営」になるんですよね。

 

 

本当に共通点がいっぱいあるんですが、笹谷さんはまさに、

松下幸之助さんにご縁があって、幸之助さんの哲学を研修で受け受けられた後に、

7つの習慣に出会われていますよね。

笹谷さんの感覚といいますか、主観で構わないんですが、

幸之助さんの哲学と7つの習慣の共通項であったり、あるいは相違点と言いますか、

特徴の違いなど、感じる所を何でも構わないので教えていただけますでしょうか ?

 

笹谷:私が入社した時には、もうすでに松下幸之助さんはいらっしゃらなくて、

本当にお会いしたかったんですけど、すれ違ってはいなかったんですね。

ですが、直接薫陶を受けた方が当時会社にたくさんいらっしゃって、

皆さんがですね、これちょっと話がずれるんですけど、

幸之助さんに叱られたことをすごく嬉しそうにお話されるんですよ。

 

卒倒するぐらい怒られた方もいらっしゃるんですけど、

みんな幸之助さんに感謝してる。

 

さっきのお話とちょっと共通点があるんですけど、

そこまで叱られてもなお嬉しいんですね。

この境地というのは本当究極だなって思うんです。

じゃあなんでそうなるのかと言うと、

『原則』に基づいてるって事だと思うんですよね。

 

7つの習慣にある通り、『原則中心』ということ。

ここにブレがないっていうことですよね。

これは本当に大事だと思います。

 

 

あと毎年、入社の面接の時に「物を作る前に人を作る会社なんだ」

と言われるんです。その言葉に魅了されて、

他の会社を断って入ってくる方はいっぱいいました。

それもやっぱり『原則』ですよね。

人にフォーカスを当てている。7つの習慣も人ですよね

 

私が好きな、松下幸之助さんの言葉に、「社員稼業」という言葉があります。

それは、たとえ会社で働く一社員の立場であっても、社員という稼業、

つまりひとつの独立した経営体の経営者であるという、考え方です。

自分の会社だと思って、自分の家族だと思って、自分の仕事に

丹精込めて取り組みなさいという言葉です。

 

まさにこれって7つの習慣で言うと第1の習慣である「主体的である」ですよね。

もうまさに同じなんです。

だから最初に7つの習慣を読んだ時にも、すっと入ってきた部分が多かったです。

 

じゃあ7つの習慣の凄さって、さらにそこから何なのかな?って言うと

7つの習慣は松下幸之助さんの思想も含めてですね、

それを1回こうグッと、まとめた上に、シンプルに削ぎ落として

本当に大事なところだけのエッセンスをギュッと凝縮している

これはすごいことだなと思うんですね。

 

そして本当に私たちが悩んでいる、色々な方が悩んでいる

悩みの事例を、ほぼ完璧に網羅しています。

 

7つの習慣には松下幸之助さんをはじめ、マネジメントの権威と

呼ばれる方々が言ってることが書かれている、

そこに安心感を覚えますよね。

この道を守ってれば大丈夫なんだという、

そういう安心感を感じられる本だと思いますね 。

 

Part03へ続く

 

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