
現在、歯科医院の数はコンビニエンスストアを上回るとも言われ、競争環境は年々厳しさを増しています。加えて、近年は企業倒産が相次ぐ中で、歯科医院経営においても厳しい状況が報じられています。
このような環境下において、短期的なノウハウや対症療法ではなく、経営の土台となる「原則」から見直すアプローチが、これまで以上に求められていると協会では考えています。
こうした背景を受け、一般社団法人7つの習慣アカデミー協会では、歯科医院経営者を対象とした『7つの習慣』をベースにしたプログラムを企画してきました。
その取り組みの一環として、先日、歯科医院経営者向けオンライン対談を開催しました。
本対談は、歯科医院経営に加え複数の事業を手がける歯科医師・黒飛一志氏との協働による企画で、昨年に続く第2弾となります。
黒飛氏は、大学時代に『7つの習慣』と出会い、原則を軸にした人生観・経営観を実践してこられました。歯科医師としての臨床・経営の両立に加え、現在は国内外を拠点とした活動を展開されています。
今回の対談では、協会ファシリテーターの宇佐美裕子が登壇し、『7つの習慣』の原則を歯科医院経営の現場でどのように活かしていくかについてお話しました。
また、歯科医院での実践事例として、内田明子氏にもご登壇いただき、現場で起きた具体的な変化や取り組みを共有していただきました。
当日は、約40名の歯科医院関係者が参加され、対談後には多くの質問が寄せられるなど、参加者の皆さまの関心の高さがうかがえる時間となりました。
本対談は、歯科医院経営における課題を「個人の努力」だけで解決しようとするのではなく、チーム・組織として成果を生み出すための視点を共有することを目的としています。
さらに、10月24日からは、全3回にわたる歯科医院経営者向け『7つの習慣』プログラムの提供も予定しています。現場に即した実践を通じて、新たなシナジーが生まれることを期待しています。
一般社団法人7つの習慣アカデミー協会では、今後も医療・専門職の現場において、原則を基盤とした経営とリーダーシップを支援してまいります。





