<strong>【開催レポ</strong><strong>③</strong><strong>】</strong><strong>自分の</strong><strong>WIN,そして相手のWINを”考える”とは?</strong><strong></strong>

第4の習慣「WIN-WINを考える」

これは人間関係におけるリーダーシップの原則であり、

人間関係を築いていくです。

『WIN-WIN』

「この取引ではお互いにWIN-WINを目指しましょう。」

仕事場でそんな会話がされることがあるように、

WIN-WINという言葉は

日常の中でも耳にすることが

多くなりました。

英語を直訳すると

「相手も自分も双方が勝ち」という意味になりますが

7つの習慣では

『すべての人間関係において必ずお互いの利益になる結果を

みつけようとする考え方と姿勢』

と書かれています。

そう、

お互いが損しないやりとり…ではなく

人生を競争の場ではなく協力の場と捉える姿勢。

全員が満足して出来る方法は充分にあるという考え方。

全員が勝者になれる、

私の案でもあなたの案でもない、第3の案に気づけること。

これが7つの習慣でいうWIN-WINなんです。

WIN-WINの精神をもって相手と接することは、

【開催レポ②】で書いた、

相互依存の世界への第一歩となります。

そうならば、早速

取引先のあの人と、

子供と、

パートナーと、

「WIN-WINを目指そう!」

と行動する前に、

あなたに一つ、質問です。

相手との関係性の中で

『あなた自身のWIN』って何でしょうか?

受講生もワークの中で自分のWINを考えた時に

「そもそも自分のWINがわかっていないことに気が付いた」

こんな発言をしていました。

WIN-WINを目指しましょう、といっても

自分のWINが何か分からなければ、

目指せませんよね。

まずは、そこを考えてみてください。

そして、その時に、自分のWINが、

目先だけのWINになっていないか

確認することも大切です。

自分の利益や自分の都合などといった、

目先のWINで考えてしまうと、

WIN-LOSEやLOSE-WINという結果を

引き起こしやすくなります。

これは、ある受講生の言葉ですが、

「子供が片づけなくてイライラしていたが、

 自分のWINを考えてみると

 子供と触れ合うチャンスなんだと思えた」

これは自分のWINを考えた時に、

自分の中に、

『子供と良い関係性を築いていきたい』

という思いがあるからこそ出てきた

「自分のWIN」ですよね。


【開催レポ①】でお伝えした

『自分にとって重要な事』や

自分のミッションから

WINを考えているかという点も

チェックしてみてくださいね。

その上で、次に考えるのは

『相手のWIN』です。

とは言え、相手のWINについてできることは、

『自分が相手のWINを考える(想像する)』

ことだけです。

ここがとても大事な所なんです。

なぜならば、人はこの自分が考えた「相手のWIN」を

相手に押し付けてしまうことがあるんです。

忙しい上司の時間を取らないようにすることが、

「相手(上司)のWIN」と思って仕事をしていたら

上司はもっと報告してもらいたいと思っていた、

こんなすれ違いはよくありますよね。

そう、第4の習慣は

WIN-WINを考える

であって、

「WIN-WINを実行する」

ではないんです。

まずは、相手の立場にたって、相手のWINを考えてみる。

そこですぐに実行にうつすのではなく、

自分が考えた『相手のWIN』が正しいのかどうか、

その相手に聞いてみることが大切なんです。

これが第5の習慣、

「まず理解に徹しそして理解される」

に繋がるんですね。

この本質を理解した受講生達

大切な人とのWIN-WINを実践するために

出来ることを話していました。

「WIN-WINを考えるにあたって、

 相手の興味関心にまず自分が興味をもっていく

自分のWIN相手のWINを

 書き出してから話をはじめてみる

WIN-WINを考えてから行動することで、

 スタッフとの関係を強くする」

「LOSE-WINで仕事をしていた。

 受け身ではなくWIN-WINを考えて

 自分から仕事を提案していきたい

「WIN-WINを実現するために

 まずは妻の理解に徹する

これらの宣言を実践していくことが

相互依存状態を作る土台となっていきます。

さて、次は第3クール最後の学び

第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」です。

【開催レポ④】で詳しくお伝えします。

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