価値観を元に
自分のミッションの草案を書いた受講生達。
しかし、講座はここで終わりではありません^ ^
家の設計図を書いただけでは
家は建ちません。
同じように、ミッションを描いても
それを活かしていかなければ
結局何も変わりません。
大事なものを実際に大事にしていく
大切な人を実際に大切にしていくための習慣、
それが
「第3の習慣 最優先事項を優先する」
です。
この第3の習慣を実践するには
「やらなければならないこと」に
追われている生活から
自らの意思で、
ミッションに基づいた行動(=自分にとって重要な行動)
をとる生活に変えていく必要があります。
受講生はワークを通して
自分のミッションと
スケジュールを見直します。
すると…
「仕事で何となくやっているルーチン業務が
多いことに気が付いた
ここを削れば自分にとって重要なことに
時間を使えるかもしれない。」
「自分の行動を振り返る時間が取れてない。
日曜の朝に、次の週の計画の時間と
振り返りの時間を作ります」
「ミッションがまだ根付いていない。
7つの習慣手帳を活用しながら
役割とゴールを決めてやってみる」
「ミッションステートメントと
スケジュールが繋ぎきれていない。
ミッションを意識してスケジューリングしたい」
意識することで、自分が重要な事に時間を
使えているかが見えてきます。
そう、ミッションに基づいた行動は
自分から行わなければ
永遠に出来ないんです。
コヴィー博士は著書「最優先事項」の中でこのように言っています。
『「最優先事項を優先する」のは人生の核心にある問題だ。
ほとんどの人は、「やりたいこと」と「やらなければならないこと」に
身を引き裂かれる思いをしている。
やりたいことはあるのに、
果たさなければならない責任がありすぎる』
受講生達は、経営者、親、子供、たくさんの役割があり、
その中で「やらなければならないこと」が多くあります。
「やりたいこと」もあるけれども、
日々、タスクやスケジュールに追われてしまう。
では、この「やりたいこと」をやらずに
タスクやスケジュールなどの
「やらなければならないこと」だけを続けていると
どんなことが起こるのでしょうか?
先程の書籍『最優先事項』にはこのような言葉もあります。
『多くの人にとって、よいことに時間も労力も取られてしまうのである。
こうして最優先事項を優先できず後悔の気持ちだけが残る結果となる』
「よいこと」には、「やらなければならないこと」も含まれると思ってください。
決して悪いことをしている訳ではないのに、
よいことややるべきことを積み重ねていっただけなのに、
なんと『後悔の気持ち』だけが残ってしまうと言うんです。
例えば、仕事に明け暮れた生活を送っている人がいるとしましょう。
家族との時間を犠牲にして必死で働いてきたので、
周りからは成功者だと思われています。
しかしある日いきなり、
妻に去られてしまう、
子供が不登校になってしまう、
健康を害してしまう…。
この状況は満たされた人生と言えるのでしょうか?
よいと思っていること、しなければならないことに
労力も時間も取られてしまうと、
結局は後悔の気持ちが残ってしまうんです。
でももし、その人の価値観の中に
『家族と豊かにすごしていくこと』があり、
それがその人の内側にしっかり根付いていれば、
仕事をしながらも、
家族との時間を大切にしたり、
家族と豊に過ごしていくために運動をする、
などの行動を優先して選択することが出来るはずです。
後悔の気持ちを残さず、満足した生活を送るには
最優先事項を優先して行うことがとても重要なんです。
といっても自分の最優先事項が何か分からなければ、
選択のしようがありません。
だからこそ、第2の習慣で
自分にとっての最優先事項=ミッションやビジョン、目的、使命を
明確にする必要がありました。
7つの習慣は全てが連動していると言われますが、
特にこの第2の習慣と第3の習慣は強いつながりがあります。
その第2の習慣と第3の習慣の本質を掴み、
実践に向けての気持ちを高めた受講生たち。
彼らは最後、
次クールまでに『実践』することを
自己宣誓していきます。
「毎日ミッションステートメント、ビジョンマップ
を見てから一日をはじめます」
「今まで流されて行動していた。
できることをひとつひとつ考えて
行動していきたい」
「スタッフとの距離があるから、
自分の思いをきちんと伝えようと思う」
「計画の振り返りの時間を作る。
日曜の朝に計画の時間と振り返りの時間を作ります」
「毎週、役割事に目標を書いて
スケジュールに落とし込みます」
「部下と話す時間をしっかりとスケジューリングする」
「家族と話しながら、それぞれの役割分担を見直します」
この目標を実践することで
仕事や家庭、生活の中での第2、第3の習慣の効果を
実際に体験してもらいます。
次回、3クール目の実践報告の場では
どんな報告があるのでしょうか?
今から楽しみですね^ ^
これからの講座を通して
彼らがどう変化していくのか?
彼らにどんな出来事が起こるのか?
そしてどんな魅力に溢れた
人生を歩んでいくのか?
これからも
開催レポという形で
追っていきたいと
思います^^
よかったらそのストーリーを一緒に見ていってください。
もしかすると、あなたが今抱えている悩みの解決に
繋がっていくかもしれません。
ご覧いただきありがとうございました。
fin.