7つの習慣アカデミー協会 現場レポーターの新川さよ(あらかわさよ)です。
「7つの習慣マスター(実践者・伝承者)」を養成するトレーニングプログラム
通称 「養成講座」の様子や、受講生の感想などをご紹介しています。
◇過去の投稿はこちらから
今日は、「シナジーを創り出すこと」への受講生の取り組みについて紹介していきます。
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🔳シナジーと創り出す
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7つの習慣の第6の習慣「シナジーを創り出す」
コヴィー博士は書籍の中でこのように書かれています。
「シナジーを正しく理解するなら、
シナジーは、あらゆる人の人生において、もっとも崇高な活動であり、
他のすべての習慣を実践しているかどうかの真価を問うものであり、またその目的でもある。」
(完訳版 P382)
そんなシナジーを創り出すために、
7つの習慣アカデミー協会のプログラムを受講された方々が
どんな取り組みをして、どんな気づきと変化、成長を遂げられたのかをご紹介していきます。
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🔳受講生の体験談
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【事例1】
1月2月に、次女の中学受験がありました。
もともと娘には、私の母校に通わせたいと思っており、
娘本人も、言われるがまま志望校を定め、塾に通っておりました。
とはいえ、受験直前の11月の時点で、本人の学力は、合格には少し遠いレベル。
記念受験でもいいから。
あわよくば合格できたら…と考えていました。
しかしよく考えてみると、
娘に自分の母校に入学してもらうことで得ようとしていたのは、
社会的通念的な、親としての理想の姿。
親としての私の本当のWinは、
・娘が、自分の第一志望の学校に入学できた!という気持ちで6年間通えること
・入学した後も、娘が学業で息切れすることなく、部活も十分に楽しめること
である、と気づくことができました。
家族みんなで、娘本人のことを一番に考え、
受験直前にバタバタと数校、夫と手分けをして本人と一緒に学校見学に回りました。
その中から、本人と相談して決めた学校を本命にしたところ、
急に本人のラストスパートパワーに勢いがつきました。
母校の記念受験もやめ、不要なプレッシャーもない状態で
受験に挑めたのではないかと思います。
娘が自分で納得して決めた学校を第一志望校にできて、
娘はとにかくイキイキしていました。
結果、練習校含め、全ての学校に無事に合格することができ、
しんどかった3年間の受験生生活が「楽しかった思い出」になりました。
娘を見ていると、
この期間で自分で学校を選んだことで、自分に自信もつき、
中学生になることへの意欲がキラキラしていて、
本当によかったなと感じています。
家族みんなで協力できたことや、
本人の意見をしっかりと聴くことができ、とても嬉しく思います。
【事例2】
これまでの書籍を読んだり養成講座のワークに取り組む中で、
一緒に活動を行なっているパートナーと、
Lose-Win の傾向にあることに気づきました。
自分が Lose になることで
物事がスムーズに進んでいくと思っていたからです。
しかしシナジーを創り出すためには、
Win - Win を考えること、
そして勇気と思いやりのバランスが大切であると学びました。
まずは自分の Win を伝える勇気をもつこと、
そしてそのためには、
第5の習慣、理解に徹しそして理解される
を実践していこうと考え、
パートナーと、じっくり話す時間を設けました。
その際に、まずは相手の話を最後までじっくり聴くこと。
自叙伝的反応をせずに、共感による傾聴を意識して行いました。
「私は、共感による傾聴に努め、Win - Win を考えたいと思っている」
というようなことも、相手に話しました。
そして、
私が第6の習慣の部分を最初に読んで起こったパラダイムシフト、
「第3の案を探す」ということ。
私自身がこれまで Lose - Win 気味になっていたのは、
相手の意見を聞いて、自分の意見と比べると
やっぱり相手の方がいいなと思い、
自分の思いは十分話さず、
相手の意見を受け入れる
という傾向があったからです。
そんな私にとっては、
あなたの意見でもなく、私の意見でもなく
「第3の案がある」ということだけで、
新しい可能性がでてきたように感じました。
「第3の案」があると信じ、
Win - Win を考え、
そして共感による傾聴、
そして勇気をもって相手に自分のWin を伝えること。
そんな実践をする中で、
そのパートナーとやっている活動で
第3の案が生まれ、
実際に動き出すことができ、
そして当初の予定ではなかったような
良い方向に動き始めました。
以上のことから、
書籍の第6の習慣の冒頭に書いてある
「ここまで学んできた習慣のすべては、
シナジーを創り出す習慣の準備だったと言える」
という部分が、本当にその通りだなと思いました。
今後も、
第6のシナジーを創り出すために、
第1〜5の習慣を実践し、
また第7の習慣で刃を研いでいければいいなと思います。
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