※2020年10月に行われた一般社団法人7つの習慣アカデミー協会代表理事の斎東 亮完さんと栗山 祐一さんの対談を書き起こし、編集しています
Part.01【5周年対談・会社員編】「7つの習慣」を指針として、新型コロナにどう向き合っているか?はこちらからご確認ください。
Part.02【5周年対談・会社員編】「7つの習慣」を指針として、新型コロナにどう向き合っているか?はこちらからご確認ください。
7つの習慣に出会って、本当に自分を変えるんだという決意をした結果、変化できたのだと思います。
斎東:この養成講座は講座の半年で終了ではなく、
その後も実践が続いていきますよね。
その後、実践を続けていく中でどんな変化があったのでしょうか?
栗山:養成講座で7つの習慣の基礎を学んで、
実践会のファシリテーターをしながら7つの習慣を実践していったんですけど、
ちゃんと結果が出てきたんです。
実際に結果が出たのは2年後くらいでしたでしょうか?
仕事では、自分の情熱を傾けることができる
教育部門の部署に異動届けを出して、
新しい仕事にチャレンジすることができました。
それだけではなくて7つの習慣を実践しながら
仕事で結果を出すことができたので、昇進昇格しましたし、
それに伴い、収入も上がっていきました。
プライベートでも再婚することができたんです。
7つの習慣に出会って、本当に自分を変えるんだという決意をした結果、
変化できたのだと思います。
斎東:素晴らしい変化ですね。
実践会という活動がすごい稼げるということではなく、
もちろんコツコツやれば参加費の回収は
十分できるものだってますけれども、
これだけで何千万も何億円も稼げるというものでもありません。
非営利的な活動、教育事業という性質があると思うんですが、
それでもなぜ続けられたんですか?
栗山:7つの習慣を読み込んでいくと、
その副タイトルに「人格主義の回復」というのがあります。
これはコヴィー博士が伝えたいメッセージの一つなんですが、
その相反する考え方に個性主義という言葉があるんです。
これはスキルやテクニックを指していて、
過去の私が、パチンコやスロットに喜びを感じたり、楽してお金を稼ぎたい、
お金を払って楽して何か能力を教えてもらってできるようになりたい、
って思っていたのは、正にその個性主義の考え方なんですよね。
これは「自分がどう在るか?」よりも、
「物がありさえすれば何とかなる」という考え方です。
自分にそういう点があったことに気付いたし、
変わらないとこれからの時代はもう通用しないんだっていうのを、
養成講座期間中に理解できました。
そうであればその「自分がどう在るか?」を追求したい。
それが、今も継続している理由だと思います。
まだまだ「在り方」で言うと、個性主義で考えてしまうこともあります。
32年近くその考え方で生きてくると、シフトをするのも大変です。
でも、だからそこに夢中になってるっていうのはあるんじゃないかなと思います。
何に情熱を傾けて、何に時間を使っていくのか?7つの習慣を実践していることで、軸がぶれなかった
斎東:そしてそれを継続されて今に至ってるということですね。
では、次のテーマに移らせていただきます。
今回の企画のコンセプトでもありますが、
コロナという一つのきっかけで社会変革が始まっています。
言い方を変えれば、既存の社会、既存の組織、これらが崩壊し始めていて、
業種、業界によりますけれども、特に人と接触があるようなサービス業ですと、
直接打撃を受けています。
栗山さんもサービス業の業界の会社でお勤めですが、
業界全体的が打撃を受けていらっしゃるのではないかと思います。
厳しい状況のため、未来の不安を感じてしまうこともある
業界なのかもしれないと思うんですが、
個人的な感想で構わないんですが、サービス業界で働いていらっしゃる方の
今の実態はいかがでしょうか?
栗山:個人的な意見ですけれども、コロナウイルスというのは
全世界を巻き込んだ中でも、特にサービス業、店舗を構えている業態というのは、
多くの方々が打撃を受けたんじゃないのかなと思います。
私もですね、4月5月ぐらいですか?
店舗が休業いたしまして、テレワークになりました。
その時に感じたのは、外部環境が大きく変化している中で、
自分自身がこれからどうやって生きていくのか?
どうやってその会社に貢献していけるのか?
どうやってこの先が見えない中で自分の道を切り開いていくのか?
このような問いに対して、今、色々な方が向き合っているのではないか?
ということです。
そういう点で言うと、7つの習慣を学んで
「一番良かった」と思うのは、自分の軸ですね、
自分が何に情熱を傾けて、何に時間を使って、
何のエネルギーを生み出していくのか?
これが7つの習慣を実践していることで、見えていたんですよね。
そこに対して自信があるからこそ、
そこに自分自身のエネルギーをかけることができました。
今、SNSを 開けば多くの方は誹謗中傷だったりとか、
政府の方に目が向いたりとか、今の感染者数見てたりとか、
そういう傾向にあったんじゃないかなと思うんですけども、
そこではなくて、今自分ができることに集中することができました。
そうすることで自分を保つことができたし、
不安になっているメンバーを引っ張っていける、
そういう自分であれたのかな?と思います。
何か不安になってる方に対して、少し光の存在というか、
なんかこう癒しの存在になれたらいいなというのは常に考えて動いてましたね。
Part04へ続く