Part.01【5周年対談・会社員編】「7つの習慣」を指針として、新型コロナにどう向き合っているか?

※2020年10月に行われた一般社団法人7つの習慣アカデミー協会代表理事の斎東 亮完さんと

栗山 祐一さんの対談を書き起こし、編集しています

なぜ仕事もプライベートもボロボロだった彼が、大企業TOP5%に抜擢されたのか?

 

大手の企業に勤めながらも、仕事もプライベートもボロボロだったという栗山 祐一さん。

そんな栗山さんですが、7つの習慣や7つの習慣養成講座に出会うことで

仕事では昇進昇格を果たし、プライベートでもご結婚されるという

大きな変化を起こしました。

 

現在、コロナ禍で、サービス業-特に対面で人と接する仕事-は大きな被害を受けていますが、

栗山さんは7つの習慣のおかげで、サービス業という大変な業界の中であっても

自分の軸を失うことなく行動することができていると言います。

栗山さんが7つの習慣や養成講座に出会ってからの変化や

コロナ禍の中でどんなあり方を実現しているのか、

対談の内容を、全4回でご紹介していきます。

 

養成講座は基礎が整ってる講座であり、基本に忠実な講座なんだと思いました。

 

 

斎東:栗山さんが7つの習慣養成講座(以下養成講座)に通われたのは約5年前になるかと思います。

覚えている範囲で構わないので、養成講座に通われて1か月目の感想を教えてください。

 

栗山:養成講座に通う前、事前に7つの習慣には触れていたんです。

経験は少ないけれどその内容を人に教えることもあった。

でも当時一番覚えているのは、『本当に何も理解していなかった』ということですね。

というのも、当時の養成講座の講師が講座で行うワークの範囲に該当する箇所を読み始めるんですけど、

その際に、私はこういう人生を歩んできてこう変わったんだっていう

ビフォー・アフターをお話されるんですよね。

これを聴いたときに、本当に7つの習慣を実践している人なんだって思ったんです。

でも自分にはそんなストーリーはなくて、今の知識はうわべだけの知識で、

理解したつもりになっていただけなんだなと思ったのが1か月目の印象でしたね。

 

斎東:そうだったんですね。ちなみに可能な範囲で構わないので、

その頃の栗山さんのお仕事やプライベートの状況を教えてもらってもいいですか?

 

栗山:あまり思い出したくないんですが…。5年前、30代前半の頃です。

ずっと同じ会社に勤めていたのですが、その仕事内容は自分が本当に情熱を傾けられるものではなくて、

いつもモヤモヤしていました。

 

プライベートでも、僕はパチンコとかスロットとかが好きで、

普通は1万円か2万円遊んだら帰ると思うんですけど、

僕はそこからATMに行って、全部使う…なんてこともありました。

 

自分自身をコントロールできていないというか、地に足がついていないというか、

そんな生き方をしていたので当時お付き合いをしていた人ともお別れすることになり、

人間関係もボロボロ、お金もないそんな状態でした。

そこから自分を変えたかったので、高額セミナーにもいきました。数日で数十万みたいな所です。

それでも変わり切れず、最後に行きついたところがこの養成講座でした。

 

斎東:そうだったんですね。そのような状態の時、養成講座と出会い、

学びがはじまったという事ですが、養成講座全体の印象はいかがだったでしょうか?

 

栗山:書籍、「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」を軸にワークをするっていう所が、

本当に特徴的でしたね。セミナーっていうのはある意味、そのポイントだけ、

エッセンスだけを抽出して実施することが多いと思うのですが、

養成講座は書籍に忠実に行います。

書籍にはコヴィー博士の想いとか、事例が豊富にあります。

そこから学んでいくんです。

 

またワークや本の感想を他の参加者の方とシェアすることによって、

その自分自身の物の見方、考え方と

参加者の物の見方・考え方は違っていて、他の人は「こんなところに気付かれるんだ」

っていう驚きがありました。

それを知ることで、7つの習慣の学びがどんどん深まったのを覚えています。

それが特徴的だなと思いました。

 

あと協会にファシリテーター用のマニュアルがありまして、

その支援がすごくよかったです。

トレーニング中は「マニュアルは見ちゃダメですよ」

っていうスパルタな所もありましたが(笑)

 

でも僕はマニュアルを忠実にやるところからスタートしました。

武道の世界にも『守破離』っていう言葉があるように

「マニュアルを守る」というところからスタートして、

コツコツコツコツとやらせて頂いていたら、

最近は栗山さんのファシリテート見てみたいですとか

あのファシリテートに感動しましたとか、

そういう言葉をいただけるようなってありがたいです。

養成講座は基礎が整ってる講座であり、

基本に忠実な講座なんだと思いました。

 

 

斎東:スタディグループ(養成講座の中で3~4人で学び合うグループ)

の印象はいかがだったでしょうか?

 

 

栗山:今まで勉強って一人で行うイメージがありました。

自分で頑張らないといけないという感じだったんですけど、

スタディグループの方々と一緒に学び合うことをやるようになってから、

助け合える、支え合えるっていうところがすごくいいなと思いました。

七つの習慣でも公的成功(人間関係の成功)について書かれていますが、

そのスタディグループ自体がもうその人間関係を学ぶ実地訓練なんだという認識で

楽しく学んでました。

 

 

Part02へ続く

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