7つの習慣アカデミー協会 現場レポーターの新川さよ(あらかわさよ)です。
「7つの習慣マスター(実践者・伝承者)」を養成するトレーニングプログラム。
通称 「養成講座」の様子や、受講生の感想などをご紹介しています。
◇過去の投稿はこちらから
今回は、7つの習慣アカデミー協会の認定ファシリテーター養成講座「2期生」修了生でもある
福永博臣(ふくながひろおみ)さんをレポートさせていただきます!
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🔳福永博臣(ふくながひろおみ)さんのご紹介
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福永博臣さんは、養成講座2期生、
これまで19年間、国内大手IT系企業でプログラム開発、運用、組織マネジメントを行ってきました。
2003年に入社した頃、
福永さんの会社はまだベンチャー気質で、相当、ハードな働き方だったそうです。
家にはほとんど帰れず、夜中までずっと仕事をしている状況が日常茶飯事だったそうです。
家で寝る時も会社の携帯を握りしめ、システムトラブルなどの緊急時はすぐに起きて対応…という生活。
毎日毎日、昼も夜もないような状況の中で、仕事をずっと続けていました。
当時から「7つの習慣」も読んで、「フランクリンプランナー手帳」も使って
スケジュール管理もされていたそうです。
しかし、その忙しい状況には歯が立たなかったそうです。
時間管理や、タスク管理はできていましたが、自分自身の「人生を管理する」という視点では全然使えていなかった、そういった発想もなかったそうです。
そんな中、7つの習慣アカデミー協会の存在を知り、直感で、セミナー説明会に参加してくださいました。
「7つの習慣」を、本格的にガッツリ学びたいとは当時は思っていなかったそうですが、
セミナー説明会に参加して「ビビビ」ときて、受講を決断されました。
養成講座で学び、実践を続ける中で、日々の多忙な生活に変化が起き始めます。
家でも時間を使えるようになったため、心理学のNLPを学び、
その後NLPのプロフェッショナルコーチという認定も取得。
2023年にもっとより広い範囲の人たちに貢献したいと思い、
19年働いたIT企業を卒業して、コーチ・コンサルとして独立をしました。
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🔳養成講座中に感じた変化
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そんな福永さんですが、
養成講座の中で、一体どんな変化が起きて独立するところまで至ったのでしょうか。
大きなカギとなったのは、第3の習慣「最優先事項を優先する」だったそうです。
書籍に書いてあることと、実践会ワークでやったことを愚直にコツコツと進めていきました。
当時、退社する時間が、22時、23時くらいだったところ、
第3の習慣の実践をし始めて1カ月程度経過した頃、
仕事の優先順位をガラリと変えていくうちに
定時の時間で仕事が全部終わってしまう程、自分が手を動かす仕事量が激減していきました。
10年以上、昼も夜もなく働いていたので、仕事量が減った状況が最初は慣れなくて、
仕事が終わった後にも、無駄にオフィスをうろうろしたりして、いつもの時間まで時間を潰していました。
ある時、「あ、そうだ。帰ればいいんだ」と思ったそうです。
普通じゃない状況に慣れてしまうとそんな当たり前のことに対しても違和感があったそうです。
それくらい、大きな変化が起こっていたのですね。
養成講座で時間管理の概念を変えなかったら、恐らく今も、忙しく働いていただけだろうなと思っているので、人生を変えてくれた実践会に本当に感謝をしている、とお話ししてくださいました。
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🔳家族との関わりの変化
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働き方の変化によって、新しい学びを得て、今独立されている福永さんですが、家族関係にも大きな変化がありました。
お子様が起きる前の朝6時に家を出て、夜は家族が寝た後の1時2時に帰るという状況でした。
ある日曜日の夜、当時、3,4歳の息子から「パパ、また来週」と言われたそうです。
この人は平日にはいない人、土日にしかいない人だと認識をされていたのですね。
それを聞いて、「何か違う」と思った福永さん。
ただその時は、仕事は忙しい、システムはトラブル続き、マネージャーとして人間関係もいろいろあり、「何かおかしいな」と思いつつも、それをどうしたらいいのか分からない状況でした。
そんな中、7つの習慣を学び、実践を重ねるうちに、お子様が起きている時間に帰宅できるようになりました。
その頃はもうお子様が小学校入学後でしたが、家に帰って子どもに「おやすみ」と言って抱きしめてあげられるということが、本当に幸せなんだなと感じる日々。
子どもが小さいときに関わってあげられず奥様にに任せっきりだったので、
子どもの話はどんな話でもいいから聞こうと
そこまで関わってこなかった時間分、余分に関わろうという気持ちで、
家族と対話するようになったそうです。
現在、中学校2年生になった息子さんと良好な関係を築けているそうです。
息子さんからは「別に反抗する理由がない」と、反抗期もない状況だとか。
子どもが話してくることに対して、時間をちゃんととってきたからだと感じています。
家族との時間は、緊急でないけれど重要なことである「第II領域」
特別に旅行したり、一緒にアクティビティーをするようなことがなくても、
日々の中で話を聞くという「第II領域」をとることで反抗期もなく、今でも普通に話もでき、
すごく良好な関係になってるな、と感じていらっしゃるそうです。
そういう意味で、養成講座を受けて、しっかりと自分自身の時間を管理することができたことで
仕事も家庭もうまくいってるなと、実感している、とのことです。
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🔳なぜ「実践会」なのか
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ここまで、コツコツと実践を積み重ねてきた福永さん。
現在、ファシリテーターとしてご活躍されていますが、
どんな思いで、自分も実践し、実践会を開催されているのでしょうか。
元々、自信がなかったとおっしゃっていた福永さんですが、こんなふうに語ってくださいました。
「7つの習慣を人に伝えていくということが
自分にできるのか全然分からなかったため、
まずは自分が7つの習慣を理解し、
ちゃんと実践しようと思いました。
自分が学んできたことを
人に伝えるにあたっては、
自分が伝えるもの以上のことを
知識として持っておかなくてはいけない
と思っているので、
実際に実践することを大切にしています。
私自身、実践会がなければ
独立もしていなく、
時間も作れない状況でした。
おそらく、家族との関係性も今よりも
悪かったんじゃないかなと感じています。
7つの習慣は
自分の人生を良くしてくれたので、
実践会を受けくれた方の人生も
より良くしていけるんだろうと確信しています。
そのためにも、
実践会をもっともっと
開催していきたいです。」
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福永さんが受講された養成講座について、詳細は、こちらをご覧ください。
https://in.renaissance-japan.net/7habits/08_webseminar
養成講座は半年間の実践講座となるため、
募集のタイミングが、年に1〜2回となっています。